X(旧ツイッター)の音声配信サービスとは?特徴や配信方法を紹介!

X(旧ツイッター)に「スペース」という配信機能があるのをご存じですか?
さまざまなSNSや動画配信プラットフォームが台頭する昨今、InstagramやYouTubeで手軽に配信することが可能です。それ以外に実は、Xにもメインコンテンツとしてスペースと呼ばれる音声配信・視聴機能があります。今回は音声配信に興味がある人に向けて、スペースの特徴や配信方法を紹介したいと思います。
X(旧ツイッター)の音声配信サービス「スペース」とは?
ここでは実際にスペースとはどんな機能なのか、2つに分けて説明します。
スペースとは
スペースは2021年5月にリリースされた機能で、ユーザー同士が音声によってリアルタイムに会話でき、誰でもその会話を聞くことが可能です。
会話をするユーザーは、スペースを作成する「ホスト」と、スペース上で会話する「スピーカー」、そして会話を聞く「リスナー」の3者で成り立ち、共同ホスト2名を含む最大13名がスピーカーとしてリアルタイムの会話を楽しめます。
パソコンやスマートフォンのブラウザなどから、非公開ユーザーでなければ誰でもホストになることができ、話したいテーマやトピックを自由に設定できます。また、他の参加者に対して直接メッセージを送ることも可能ですが、リスナーやスピーカーとして参加することになります。
X(旧ツイッター)スペースのメリット
スペースは、その機能や性質からInstagramやYouTube、TikTokなどのライブ配信と比較されることもありますが、他のプラットフォームにはない3つの強みがあります。
1. コミュニケーションやネットワークが範囲が大きい
世界中で利用しているXのユーザーとコミュニケーションをとれる点は大きなメリットです。またスペースでの配信は普段のテキストでの会話と異なるため、フォロワーのつながりを拡大することができます。
2. 実施していることが伝わりやすく参加を促しやすい
スペースを配信するアカウントのフォロワーには、タイムラインの最上部に配信中であるアイコンが表示されます。Xのアプリを開いたときのファーストビューに表示されるため、目に留まりやすく、日頃からコミュニケーションをとっているフォロワーも参加しやすいでしょう。
また、現在何人スペースに参加しているかもわかるため、多くの参加者がいるほど参加のハードルは低くなります。
3. 配信に必要な設備が少なく済む
InstagramやYouTube、TikTokでの配信では動画で行うため、配信機材や場所の準備が必要です。
しかしスペースでの配信は音声のみの配信となるため、配信機材や場所の見た目などを気にする必要はありません。
また顔出しをしないで配信できるため、ホスト側が配信を始めるハードルはInstagramなどに比べてかなり低いです。
スペースの便利な機能
スペースにはいくつもの便利な機能があるので、以下でそれを紹介します。
招待機能
各スペースごとにリンクを作成できるため、ダイレクトメッセージで招待を送信したり、自分でタイムラインにリンクを載せたりすることでリスナーを集めやすいです。
スケジュールで事前に事前に通知できる
スペースのホストは配信スケジュールを30日前から設定することができます。
スケジュールを設定するとタイムライン上で予告でき、参加したいリスナーは予告をクリックするとスペース開始時に通知を受け取ることが可能です。
アーカイブ機能
ホストは最初に、スペースの会話内容を録音するか選択できます。録音したスペースはホストが削除しない限り、いつでもリスナーが録音を再生できるようになりました。また録音したデータは、投稿やDMで共有したり、Webサイトに貼り付けたりすることが可能です。
参加者に対してブロックや削除ができる
スペースでの配信では、参加者のブロックや削除ができます。そのため攻撃的な発言や不適切な発言をするユーザーがいれば、発言権を削除するなど対応を行うことで、安全にスペースでの配信が可能です。
なるべく、リスナーや参加者に不快感を与えたくない配信者の方には、メリットの多い機能といえるでしょう。
スペースの機能を使えばXのフォロワーに配信できる
本記事ではX(旧ツイッター)での音声配信機能「スペース」について、メリットや便利な機能を解説しました。
スペースは簡単に始めることができ、フォロー、フォロワーだけでなく世界中の人とコミュニケーションをとることができます。本記事を読んで、「配信を始めてみたい」「配信を聞いてみたい」という方はぜひスペースを利用してみてはいかがでしょうか?